世界遺産 アメリカ編
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グランドキャニオンの意外と女神の歴史 |
「グランドキャニオン」では大自然の雄大さを、「自由の女神」では、その歴史を楽しむことができる。
グランドキャニオンは、壮大すぎるだけに、あまりに期待すると物足りなさを感ずるかもしれないが、上空から撮影した映像は、その雄大さを十分伝えているし、コロラド川上空を遡っていく映像などは迫力満点である。
この地に太古の昔から住んでいたという先住民の話も興味深かったが、一番驚いたのが、グランドキャニオンにも豊かな「自然」があったこと。
公園の北側には、多種多様な植物があり、鳥や蝶が遊び、綺麗な花まで咲いている。
荒涼とした峡谷だけかと思っていただけに、「こんな自然もあったのか!」と意外だったし、その映像にはホッとするものがあった。
こんなところが自然遺産らしい。
自由の女神も私には新鮮だった。
こちらでは、女神像が完成するまでの経緯と、その歴史、裏話などをたくさん知ることができる。
ある程度知ってはいたが、知らないこと(エッフェルが自由の女神に関係していたことなど)も多く、女神がただの巨大像でないことが分かったのは収穫だった。
そのようなことから、こちらは、映像よりも歴史の解説に重点が置かれている。
かといって映像がダメというわけではない。
ニューヨークやパリの映像は美しく、過去の歴史を紹介するときの映像は別の意味でとても良い。
目も十分に楽しめる。
自由を求めてアメリカへ移住する人たちと女神との悲しい話も紹介されているので、これは是非聞いて欲しいと思う。
グランドキャニオンのナレーターは、前任者の緒形直人、自由の女神は現在の寺尾聡である。
個人的な好みにもよるので、どちらが良いとは言えないが、この一枚で2人の声が聞けるのも面白い。
緒形は、当初は慣れないこともあり、力も入っていたのであろう、ちょっとヘタクソかなと思っていたが、この頃になると、だいぶ慣れて「うまくなったな」とは感じる。寺尾さんは最初からいい味だった。
アメリカを代表する自然・文化遺産を楽しむことができる1枚としてお薦めです。

